プロフィール

株式会社クロスエム 代表取締役 中村 光輝

1995年、株式会社ファンケル入社。 一貫してダイレクトマーケティング業務に従事。
新規顧客の継続化プログラム、ロイヤルカスタマープログラム、ポイントシステムなど、顧客獲得からファン化するまでの一連の仕組みを構築。
また顧客の購買行動と購買意識との関連性を探るため、「お客様の声(VOC)」分析の仕組み、アンケートモニタープログラムを構築。
「お客様の声(VOC)」や潜在意識を、商品やサービスの開発に活用する仕組みを整備。 その後、化粧品や健康食品の事業戦略を担当。
併行して、ダイレクトマーケティングに関連したテーマの外部講演を担当。
2014年、株式会社クロスエムを設立。
日本ダイレクトマーケテイング学会会員。



経歴

新規顧客の再購入率(F2転換率)最高73%
当時悪化していた新規顧客の再購入率(F2転換率)施策のリニューアルに着手。
購買データだけからではなく「お客様の声」からも課題を抽出し、継続化プログラムを立案。
この結果、再購入率(F2転換率)を大幅に改善。 最高時には73%の実績。
ロイヤルカスタマーの維持&育成
重要であるはずのロイヤルカスタマーの認識も曖昧。 お客様の中には潜在的な不満も。
そこで、長期的に収益貢献度の高い顧客の条件を分析し、ロイヤルカスタマープログラムを立案。
継続率99%以上で、且つマインドロイヤルティも高い顧客の維持、育成を実現。
ターゲットプロモーションによりアクティブ顧客数UP
RFMI分析を掘り下げ、カタログ情報誌の送付セグメントを最大200以上に細分化。
情報誌同封パターンだけでなく、購入時の商品同梱も連動し、マーケティングコストを最適化。
ライトユーザーからロイヤルカスタマーまで、各層のアクティブ顧客数UPを実現。
独自のデータウェアハウスを構築
基幹業務系システムで行っていた分析を、新たにマーケティングシステムを構築しスピードUP。
ロイヤルティを判別するための独自の顧客マスタや、分析精度を高めるためのデータベース構造
を設計。 さらに、分析~企画立案に至るノウハウを社内に定着化させた。
「マーケティングラボ」を起点にロイヤルティUP
サイレントマジョリティである顧客も含め、潜在意識と購買行動の関連性を分析をするため、
アンケートモニターのプログラムを構築。 年間50件以上の各種調査を実施し、商品開発や
プロモーション改善に活用。 事業戦略の起点となる「マーケティングラボ」の機能として運用。
「お客様の声」を活用した仕組みを構築
日々寄せられる「お客様の声」。クレーム以外の声にはなかなか対応できていなかった。
そこでVOCシステムをリニューアル。 売上UPにつながる声を抽出し、販促以上に
効果のある施策につなげた。